● ゲームの特徴
本作は、江戸川乱歩賞の受賞作家『鳥井架南子』氏の書籍『悪夢の妖怪村』をゲーム化した作品です。 DS本体を縦に持ち、電子ブックを読み進める感覚で手軽にお楽しみいただけます。
アイテム自動管理機能や地図機能、しおり等、DSのサポート機能も充実していますので、存分に物語に集中しながら選択肢を吟味できます。
暑い夏のひとときをゲームノベルで涼んでみませんか？ニンテンドーＤＳｉショップまたはニンテンドーｅショップでダウンロード発売中！

　君が高価な小型カメラを手に入れたことが、この悪夢のはじまりだった。珍しい映像をカメラに収め、テレビ局に売って儲けようなどと無粋な企てを考えてしまったのだ。人里離れた廃村に、妖怪や化け物が棲みついているらしいとの噂を聞きつけたのは、ちょうどそんな頃だった。
　これまでに何人かの探検者がその廃村に出かけて行ったそうだが、帰ってきたという話は聞かない。妖怪たちにやられたのではないかと、囁くものさえいる。珍しい映像での金儲けに目の眩んだ君は、そんな忠告に耳を傾けず、無謀にも単身その廃村に乗り込んでいった。「妖怪村」と呼ばれているその村へと…。

　鳥井架南子／昭和28年愛知県生まれ。南山大学文学部人類学科卒業。同大学院修了。昭和59年『天女の末裔』で第30回江戸川乱歩賞を受賞。作品に『トワイライト』『月霊の囁き』等がある。 趣味で読み始めたゲーム・ブックの魅力に取り憑かれ、ついに日本の推理作家初のゲームノベルを書き上げた。
※ 本ＤＳｉソフトウェアは「悪夢の妖怪村」を脚本としてタッチペン操作、サポート機能を盛り込んだ電子ブック型のゲームノベルです。